持っているだけでエンジンをかけられたり、ドアのロックを解除できたりするスマートキー。
便利ですよね。ただ、そんなスマートキーも電池が無ければただの鍵。
電池がなくなる前に自分で交換してみましょう。
警告が出てから、「しばらく」どころか「だいぶ」電池の寿命に余裕があるので、全然慌てなくて大丈夫です!(私の場合、1年以上もちました。)
電池が少なくなったときの症状
電池の残量が少なくなった時の初期症状、末期症状を紹介します。
マルチディスプレイの表示
アクアの場合、スマートキーの電池残量が少なくなるとエンジンを切った際にこのような表示が出ます。
私は車を買って2年10ヶ月くらいの2021年1月末に初めてお知らせが出ました。バッテリー残量の警告は最初はエンジンを切った時だけでしたが、2022年9月20日からはスタートボタンを押したときにも出るようになりました。
スマートキーの機能低下
どれくらいで使えなくなるのか気になったので、そのまま使っていたのですが、2022年10月中旬に不便さが出始めました。
具体的な症状としては
- 解錠するときにドアハンドルを握ってもすぐ反応してくれない。3回くらい握ったら開く。
- 夜に車に近づいても室内灯がつかない。
- ドアハンドルに鍵を近づけないと反応してくれない。
- リモコンで開けるときに開かない時がある。
電池が弱くなると電波?の届く範囲が狭くなるようです。さすがに不便なので2022年10月21日、初めての表示が出てからずいぶん時間が経ちましたが交換することにしました。
用意する電池
アクアのスマートキーに入っている電池は「CR-1632」です。
お店に行き同じ型式の電池を購入しましょう。
名称 | コイン形リチウム電池 |
品番 | CR-1632 |
電圧 | 3V |
寸法 | 約Φ16.0×3.2mm |
どこで買う?
どこで買えば安いのかも調べてみました。富山県で私が実際に見た値段です。
コンビニはオリジナルブランド品、それ以外はパナソニック製の物でした。
コンビニ(近所のセブンイレブン) | 240円+税 |
スーパー | 288円+税 |
ドラッグストア | 298円+税 |
電気屋 | 237円+税 |
ドン・キホーテ | 178円+税 |
電池交換方法
では、電池の用意も出来たところで交換していきます。
アクアの鍵
側面のこのボタンを押し、物理キーを取り出します。PUSHと書いてある部分にポチッと丸い点があるので、そこを押してください。
引っ張るとぬーーーんと鍵が出てきます。
鍵で隠れていた場所にカバーを開けるためのスリットがあります。
取り出した鍵をこのスリットに差し込み、カチっとひねります。物理キーが入っていた方を上げるようにひねりましょう。
このように、スマートキーのカバーが外れます。
ボタン電池はキッチリはまっているので、逆さにしても落ちてきません。この隙間に取り出した物理キーを入れテコの原理で取り出します。電池を写真で言うと左側に押し当てるようにします。
電池のプラスを上にして入れ、カバーを元に戻し、鍵を差し込めば終了です。とても簡単で5分もかからずにできてしまいました。
ディーラーに頼むと価格は?
ちなみに、私がアクアを購入したディーラーでは通常800円で交換しているそうです。クーポンを使うと500円。
近所の車屋さんで交換をお願いすると600円とのこと。
電池は200円くらいで購入できるので、交換してもらう作業代に300-600円くらいするということです。車検の時などはサービスしてもらえるのかもしれませんが。
最後に
愛車レティを迎えてから早3年半以上。スマートキーの電池もなくなってしまいました。
電池を交換するために、カバーをこじ開けないといけないと思い込んでいましたが、簡単に開けられるように作られていました。
定期的に交換しないといけない物だし当たり前か…となりましたね笑。
手先が不器用な人でも簡単に交換できるはずなので、電池残量が少なくなって不便を感じたときは交換してみてください!