福島県石川郡にある温泉宿「井筒屋」さん。
2年前のゴールデンウィークに旅行を計画し、コロナの感染状況をみて断念したのを2022年、リベンジしてきました!
まとめるのに時間がかかり、もう8月ですが、紹介します!
猫啼温泉 式部のやかた 井筒屋 基本情報
住所 | 〒963-7855 福島県石川郡石川町字猫啼22 |
電話番号 | TEL:0247-26-1131 予約専用:0120-89-1228 |
日帰り入浴 料金 | 大人600円、子供(小学生)300円、幼児 無料 |
日帰り入浴 営業時間 | 9:00~11:30、12:30~19:00 |
宿泊料金 | 7,370円~ |
Wi-Fi | ロビー、客室等 全館無料Wi-Fiあり |
チェックイン/アウト | チェックイン:15:00 チェックアウト:10:00 |
アクセス
最寄り駅は水郡線「磐城石川駅」です。
徒歩15分くらいみたいなので歩こうと思えば歩けます。
川の向こうに宿があります。
車1台分の幅しかないので、気を付けて渡ってください。
駐車場は無料で70台分ほど用意されています。
温泉「放射能泉」
泉質はアルカリ性単純弱放射能冷鉱泉。そう、放射能泉です。 ごく微量の放射能は、むしろ人体に良い影響を与えると言われており、 温泉につかり吸い込むことで免疫力が向上するそうです。また、 放射能泉は色々な効能があるとして、「万病に効く湯」とも言われています。
内湯、露天風呂がそれぞれ1つずつです。女湯の内湯の方はジャグジーになっている部分と浅い部分があったので、子供さんも安心して入れるのではないかと思いました。
壁に描いてある和泉式部と猫のモザイク画が可愛かったです。
露天風呂の浴槽は小さめで、密を避けるにはせいぜい3-4人といったところ。
温度は内外同じくらいで41℃くらいでしょうか。
個人的に長く浸かるには熱く感じましたが、浅い場所があり、露天風呂もあるのでゆっくり楽しむことができました。源泉は18℃と冷たいので、源泉そのままの水風呂があればもっと良かったなーと思いました。
夕方から翌朝にかけて温泉に入れなくなる時間がありません。
早朝入れなくて7時からという所もあるので、嬉しかったです。
朝食前にものんびり温泉を楽しめます。
化粧水などはコロナ対策で置いてなかったので、持参しましょう。
食事
お弁当のお届けもやっている旅館とホームページに書いてあったので、少し期待していました。期待通り美味しかったです。
夕食
お部屋に用意していただけました。夕食までに部屋を散らかしすぎないように注意しました。
旅館のご飯って品数が多くてどれから食べるか毎回迷います…。
お品書きを見ながら楽しみました。
お刺身は赤身マグロ、エビ、白身のお魚。
見た目、もちろん味も良い!
中身がゴロゴロの茶わん蒸し。
出汁が効いていてとても美味しい!
アナゴがのっていてリッチです。
真鯛と豚肉、たけのこの蒸し物。
魚とお肉両方とか贅沢✨
春ならではのたけのこも美味しいですよね。
お野菜と牛肉包み焼き。
煮てあるお肉なので、とても柔らかかったです。
美味!!
締めはお茶漬けです。お魚を乗せたご飯に熱々の出汁をかける。お腹いっぱいでもサラっと食べられてしまう不思議。
デザートの写真はまさかの撮り忘れ(笑)
食べるのに集中しすぎました…。
朝食
朝食は朝食会場でいただきました。
特に気に入ったのが、桃のしそ巻です(中央の緑のお皿)。見た目では何か分からなかったので、恐る恐る口に入れたのですが、甘い!美味しい!とびっくり。
売店に売っていたので、1つお土産に購入しました。
お豆腐(左奥)が自家製のようで、席に着いたら固形燃料に火をつけ温めてくださいました。
多いと思ってもつるつるとお腹に入っていきます。
ジュースがさわやかな柑橘系でさっぱり美味しかったです。
朝から杏仁豆腐のデザート付き。
朝からお腹がいっぱいで幸せです。むしろ食べ過ぎて苦しいくらい(笑)
お部屋
旧館のお部屋に泊まりましたが、古めかしい感じはせず、ゆっくりできました。
窓の向こうは桜の木々の緑がさわやかでした。癒されます…!
タオルと歯ブラシが入っている巾着袋が濃いピンクに和柄でかわいかったです。
お持ち帰りして使わせてもらっています。
お茶菓子はようかんでした。
猫啼温泉の由来
和泉式部が少女の頃に、この猫啼温泉に来てこんこんと湧く清水で顔を洗い、髪をくしでとかして美しい女性になったといいます。
その際櫛を置いていたという石「櫛上げの石」は今も敷地内に残されています。旅館の裏にあるので是非見に行ってみてください。
そんな和泉式部には愛猫がいたのですが、京都へ行く際、猫さんは連れて行ってもらえなかったらしく、少しずつ衰えていったそうです。その猫さんが温泉の泉に来て啼き、泉に入ることで体が癒え、美しい猫さんになったというのです。それを見ていた里人たちが泉の効力に気が付き「猫啼」という名の湯治場が現代まで受け継がれています。
最後に
楽しみにしていた温泉。夕食前、夕食後、朝食前、朝食後と4回入浴しました。いい湯だったなー。
公式ページからの予約だったので、売店で使えるクーポン(1人500円ずつ)を貰えました。そのクーポンでお土産をお得に買えて嬉しかったです。
知名度がある温泉ではないので、静かに過ごすことができました。
(お客さんがいなかったわけではなく、若者たちが少なかった印象です。)
GWに行ったのですが、桜の時期はもっと良いと教えてくださいました。たしかにホームページの写真を見ると旅館前に桜並木が。
次回の東北は桜の時期か、フルーツが美味しい時期か…。
旅行先が尽きません!!