年に1回交換を推奨されているワイパー。
ワイパーが古くなると雨のキレが悪くなった、スムーズに動かなくなったなど不都合を感じるようになります。
道具なしで簡単に交換できるので写真付きで交換方法を説明していきたいと思います!
古いワイパーは何故ダメ?
ワイパーは消耗品で、劣化してしまうと新品の時のような性能は発揮できないです。
雨の日にワイパーを動かしたとき、「ビビる」、「線状に水分が残る」、「一部分だけ拭けない」などの不便な思いをしたことはありませんか?このような現象はワイパーの劣化によるものです。
前方の視界は運転するうえで非常に大切なので、クリアでなければなりません。
また、ゴムが切れていると車検にも通らないです。
快適・安全なドライブには定期的なワイパー交換は必須です!
ワイパー購入
まずは、ワイパーの購入です。
私はディーラーで購入したのですが、オートバックスのような車用品店やホームセンター、Amazonなどでも購入できます。
車検の時に買ったものです。しばらく放置してしまっていましたが、ワイパーの拭きが甘くなってきたので交換します。
当たり前ですが、ご自分の車に合ったものを購入しましょう。
ワイパーのゴムだけの物、ブレード(プラスチックの部分)と一緒になっているものがあるので、必要な物を選んでください。
ガラコワイパーを選べば、撥水効果も得られます。
私がディーラーで購入したものはこちら↓
アクアのワイパー交換
ワイパーラバーを購入し、手元に届いたら準備はOK!
さっそく交換していきましょう。
用意する物
用意するものは「柔らかい布」のみ。
万が一ワイパーを倒してしまった時に傷がつかないようにフロントガラスに敷いておきます。
交換方法
1.ワイパーを立てる
まずは、ワイパーを立てます。
交換する側のワイパーを立て、下には布を敷きます。
私は洗車の拭き上げに使っているタオルを置きました。
2.古くなったワイパーラバーを外す
ワイパーラバーの方向を確認し、ストッパーがある側から引き抜きます。
ストッパーがある方をしっかり持ち、下方向に引き抜きます。ストッパーのくぼみにツメが入っているので少し力がいります。両手でギュッと引きますが、勢い余ってフロントガラスを殴らないように注意してください。
ストッパー部分が外れたら、あとはスルスル抜けます。運転席側はワイパーが長いので、立てたワイパーを片手で倒しながら抜き取りましょう。
3.バッキングをはめ替える
取り外したワイパーからバッキングと呼ばれる金属の薄い棒?板?を外し、移し替えます。
このバッキングでラバーにソリをつけています。
ラバーを上から見るとこんな感じです。ラバー1本に2本のバッキングが使われています。
上が車から外したラバー、下が新品です。
バッキングの方向(ソリや切り込み)を間違わないように同じ方向に並べて交換しました。
ラバーには溝が数本ありますが、1番上にはめ込みます。溝に小さい突起があるので、バッキングの切り込みを合わせましょう。両側同じように、新品のラバーにバッキングを移します。
4.新品ワイパーをブレードに戻す
バッキングをはめたワイパーラバーをブレードに取り付けます。
ストッパーが無い方から入れていきます。
確実にストッパーがはまっている事を確認してください。
交換作業は以上です!
運転席側・助手席側・リアとワイパーは3本あるので、それぞれ同じ手順で交換します。
5.動作確認
最後に、ワイパーが問題なく動くかどうかを確認します。
ウォッシャー液を出しながら、または、水をかけながら高速でワイパーを10回くらい動かします。
これでワイパーがズレたり、外れることがなければOKです。
ディーラーに交換をお願いすると…
車検の見積もりにワイパー交換の項目がありました。それによると、作業費が1,100円。前・後別料金なので、1台分だと作業代だけで2,200円になります。
自分で15分もかからずにできてしまうので、DIYにもってこいです。
ワイパー選びを間違えそう、という方はワイパー購入のみディーラーで、取り換えは自分といったようにすれば節約になります。
ラバーを交換しても拭きが悪い!
ラバーを新品に交換したのに、拭きが改善されない時はブレード(プラスチックのワイパー本体)が寿命なのかもしれません。
可動部が錆びてしまって動きが悪いとラバーの交換だけではよくなりません。
このようなときは、ブレードも新品に交換しましょう。
最後に
ワイパー交換はボンネットを開けることも、内装を外すことも無いので初心者に優しいDIYだと思いました。必要な工具も特にないですしね。
実際やってみると予想以上に簡単ですぐに終わりました。
雨の日も安全にドライブを楽しむために、1年に1回orワイパー劣化の症状が出始めたらパパっと交換してしまいましょう。