エンジンに送り込む空気を綺麗にするためのエアフィルター、エアエレメント。その交換は実はとっても簡単で、エアコンのエアフィルター交換よりも楽チンなんです。
5分もかからない作業なので、サクッと紹介します。
他のフィルターのお手入れも記事にしています。
エアコンのフィルター、バッテリーのフィルターの記事も合わせて読んでみてください。
エアエレメント購入
私は車検の点検時にディーラーで購入しました。
2,783円+税でした。ネットで購入した方がお安くゲットできます。
トヨタ純正品
メーカー:DRIVE JOY
品名:エアエレメント
品番: V9112-0051
アクアのエアエレメント交換手順
交換は簡単です。写真多めで紹介していきます。
1、ボンネットを開ける
ボンネットを開け、ストッパーで固定します。フィルターの位置を確認しましょう。
エンジンへの空気を綺麗にするためのフィルターなので、ボンネットの中のエンジン横にあります。オレンジの丸で囲った、黒いカバーの下にフィルターが隠れています。
2、ストッパーを外す
シルバーのストッパーが2か所あるので、それぞれ奥側、右側に倒し、外します。
強い力はいりません。
3、フタを開けフィルターを交換する
写真は奥を覗き込んだ様子です。
後ろ側の出っぱりを外し、フタを持ち上げます。
フタにはホースなどが繋がっています。無理せず半開き状態にするだけで大丈夫です。隙間からフィルターを取り出し、新しい物をセットしましょう。
新しい物を入れたのがこちらの写真。周りのスポンジ?部分ごと交換なので、取り外しと取り付けが簡単です。
4、元に戻す
逆の手順で取り付けていきます。ボンネットを開けたついでに砂ぼこりを拭いてあげてもいいかもしれません。
終了。
いかがですか?写真を撮りながらでも5分もかかりませんでした。
エアエレメントの交換時期
オイル交換やエアコンフィルター交換よりも頻度が低く、今回初めて交換しました。
トヨタのホームページ アフターサービスによると交換時期の目安は50,000kmごと(シビアコンディション:25,000kmごと)だそうです。
1.走行距離が多い(年間2万km以上)
2.短距離走行の繰り返し(8km以内/1回)
例)ほぼ毎日、10分程度の所への往復する。
3.渋滞や、信号による停車が多い。
4.山道、登降坂路の頻繁な走行
坂道の登り下りが多く、ブレーキを頻繁に使う。
5.悪路の頻繁な走行
凸凹路、砂利道、雪道など、運転していて衝撃を感じたり、クルマの下回りに石や砂があたったり、砂埃などでボディーが汚れるような所をよく走る。
https://toyota.jp/after_service/tenken/about/maintenance/clean/
https://www.mazda.co.jp/carlife/service/parts/air-filter/
何のために交換するの?
空気が上手く取り込めなくなると…
- フィルターが詰まってしまうと空気が十分にエンジンに送れなくなります。
すると、ガソリン量と空気量のバランスが悪くなり、エンジンの不調に繋がります。
長期的に見ればエンジンを傷めてしまうかもしれません。 - エンジンが上手く働かないと、MAXのパワーを引き出せなくなります。
同じだけアクセルを踏んでも、スピードが出てくれないといったパワーダウンに繋がります。 - アクセルを強く踏んでしまうとガソリンの消費が増え、燃費悪化に繋がります。
ハイブリッドカーの売りである燃費は死守したいですよね。
最後に
「自分で出来ることは自分でやってみたい」とディーラーの担当者に伝え、部品だけ買ったのですが、本当に簡単でした。簡単なので、私が行っているディーラーでは技術料はとっていないそうです。
エンジンにしっかり空気がいかないと燃費や走りに影響が出ることになります。
目安を元に忘れずに交換しましょう!