水族館

【広島】厳島神社だけじゃもったいない!!宮島水族館にも行ってみて~!

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広島の宮島は日本三景のひとつで、厳島神社が有名ですよね。そんな宮島に水族館があるのはご存知ですか?島にある水族館なんてショボいでしょ?なんて思ったら大間違い!!
「いやし」と「ふれあい」がコンセプトの充実した水族館でした。

また行きたいと強く思う水族館です。
さっそく紹介していきます!

宮島水族館 基本情報

住所〒739-0534 広島県廿日市市宮島町10-3
営業時間9:00 ~ 17:00
休館日臨時休館あり
入館料大人:1,420円/小~中学生:710円/ 幼児(4歳~):320円
公式ホームページhttps://miyajima-aqua.jp/

市立だからこその価格設定。
ふれあい体験も追加料金なしだなんて、太っ腹です。

アクセス

宮島桟橋から徒歩で25分です。
そう聞くと遠い気がしますが、厳島神社の出口からは徒歩5分。
海沿いをぶらぶら歩いたらすぐに着きました。

ここが良かった!

あまり広くはないですが、魅力がギュギュっと詰まっています。
半日滞在した私が思う良かったところを紹介します。

広島といえばの牡蠣

フェリーを降りてから水族館までの商店街で何軒牡蠣屋さんを見ただろう…ってくらい宮島にはいっぱい牡蠣のお店があります。目移りしながら歩いて、私は焼き牡蠣を食べました。ぷりっと濃厚で美味!
広島湾の潮流、水温変化、塩分濃度、豊富なプランクトンが美味しい牡蠣のポイントなんだとか。宮島の原始林もプランクトンに貢献しています。

そんな牡蠣がどのように海で大きくなるのかが良く分かる展示がありました。
稚貝の展示ではどれが貝なのか目を凝らして観察。

親貝の展示。牡蠣いかだとイワシとのコラボレーションが美しかったです。
フェリーからはいかだしか見えませんでしたが、海の中はこんな景色なんですね。

1日に300リットルの水を濾過する、繁殖期の栄養状態によって雌雄が決まる、マガキは世界中に生息している。
へ~そうだったんだ。となる情報ばかりでした。

カブトガニがいっぱい!(ふれあえる!!)

色んな水槽にカブトガニがいました。
瀬戸内海と北九州に生息している生きている化石。
年々生息数が減っているようだけど、宮島の周りの干潟にもいるのかな。
野生のカブトガニ見つけてみたい!

オス・メスを見分けられるなんて知らなかったな。
上に乗っかっているのがオスです。頭部分の甲羅の形がメスにくっつきやすいようになっています

ひっくり返っている子がいました。裏側はあんまり見たくないかも…

なでなでタイムにはカブトガニにもさわれちゃいます。ツルツルの甲羅に棘がついていて、なでる方向によってチクッとしました。

空飛ぶペンギン(ふれあえる!!)

宮島水族館に住んでいるのはフンボルトペンギン。
胸元の太い1本ラインが特徴です。
寒さが苦手なので、瀬戸内海式気候にぴったりかも。

頭の上をスーイスイ。
陸上のよちよち歩きと水中の泳ぎのギャップがたまらない。
日光がキラキラして綺麗でした。

そして、フンボルトペンギンもなでなでさせてもらいました。
ペンギンに触ったのは初めてでした。
びっくりさせないように恐る恐る触ってみたら、羽はツルっとした感じ。これが泳ぐのに必要な撥水性の羽!

いやしのスナメリ

宮島水族館では4頭のスナメリを飼育していました。
小型のイルカでくちばしや背びれがない、丸っこい顔のスナメリ。
見ているだけで癒されます。
1階の展示スペースには椅子が置いてあるのでのんびり眺められます。

かつては宮島周辺でいつでも見られたというのが驚きです。
宮島への往復のフェリーでスナメリを見かけたら超ラッキーですよ!

トドの ろく次郎

大分のうみたまご出身のトド、ろく次郎君。
2歳になったばかりの男の子で、この通りショーはまだ練習中。
隣の心愛ちゃん(2004年生まれ)と体格は似ているけど、まだまだ子供です。

好奇心旺盛で閉館間際の時間でも一緒に遊んでくれました。

何見てるの~?と近くまで来てくれます。ハンカチを振ったら興味を示してくれました。
次会うときはもっと大きくなっているんだろうな。

飼育員さんに教えてもらった豆知識

なんともラッキーな事に、お昼すぎに入館したらバックヤードツアーの整理券を配布していました。もちろん参加!

水槽の裏側と調餌室を見せてもらいました。配管が張り巡らされた壁と天井。
ウェイトリフティングのおもりが乗った水槽。
所狭しと並んだ普段は見られない水槽の数は圧巻です。

水槽を照らす照明にびっしり付いた塩
上から覗かれて砂に潜ってしまったチンアナゴ達
調餌室の冷凍庫に保管されていたグソクさんの冷凍標本

熱帯魚水槽ではエサやりもさせてもらえました。水面に集まってすごい勢いで餌を食べる魚たち。水槽の前からその様子を見てみたいです。


バックヤードツアーは30分ほどで終わってしまったのですが、館内を歩いておられた飼育員さんにも話を聞くことができました。平日はゆったりしていて良い!

プールの水は宮島水族館の近くから取り込んでいるそう。
本館とライブプールでは取り込んでいる場所が違っていて、ライブプールの方は砂が入りやすいとのこと。
毎日水抜き掃除しているなんて大変!

最後に

富山から始発の新幹線で向かったのですが着いたのはお昼すぎ。閉館までいたけど時間が足りなかったです。妹も宮島に行きたがっていたから、次行くときは前泊して1日中水族館にいようかな。

宮島に家族できたけど、厳島神社とグルメだけでは子供が退屈しちゃう、なんて時はぜひ水族館に行ってみてください。
展示、ふれあい体験とショーで満足すること間違いなしです!

ABOUT ME
ちゅい
こんにちは。 大切なものに名前をつける系女子、ちゅいです。 富山の家を拠点に水族館と温泉へドライブすることが趣味です。 水族館は大好きなので、海外遠征することも(笑) 私が行ってよかった場所や、おいしかったものなどを紹介していきます。