城崎温泉に旅行に行った時には絶対行ってほしい水族館、城崎マリンワールド。
2020年3月に行った時にはコロナ真っ盛りで休館していましたが、リベンジしてきました。
私が感動した!見て楽しかった!学びがあった!と思った部分を選り抜きで紹介します。
城崎マリンワールド
兵庫県の城崎温泉駅からバスで10分の場所にある水族館です。
場所 | 〒669-6192 兵庫県豊岡市瀬戸1090番地 |
入館料 | 大人:2,600円 小中学生:1,300円 幼児(3歳以上):650円 |
駐車場 | 800円/1台 |
営業時間 | 9:30-16:30 時期によって変動あり |
休館日 | あり(HPを要チェック!) |
城崎マリンワールドは建物が分かれているタイプ。
ショーの時間によっては行ったり来たり、早歩きで移動することになります。
シーズー seazoo
見る水族館から、感じる水族館を目指す、体感水族館。
日本一深い水深12mの縦長の水槽がメインになっています。
魚がいる水槽が並んでいる“いわゆる水族館”な施設かと思いきや「体感」させる工夫がありました。
階段やエレベーターを降りていくにつれて照明が暗くなり、水深と共に日光が届かなくなるのとリンクしています。
エレベーターの中からも水槽を見れるようになっているので垂直に動くと見える魚が変わるのがよく分かると思います。
このような展示があり、数字で見るよりもその「数」を感じられるようになっていました。並べてあると本数の多さに驚きます。
レクチャーカウンター
小さな水槽ひとつひとつが作り込まれていて綺麗でした。
コバンザメのちびっこ初めて見ました。かわええ…。小さくても張り付かずにはいられない笑。
こんなサイズから大きくなるんだ。
ウミウシ水槽。
じっくり覗き込んで観察できました。
ウミウシの実物を見るまでナマコサイズあると思っていたのですが、同じような人いないですか?
新型コロナが流行る前はセイウチのパンツという展示もあったそうです。セイウチが履くであろうサイズのパンツに入ってその大きさを体感できるというもの。たしかに水槽越しだとサイズ感がよく分からないですよねー。
チューブ TUBE
海獣たちのアスレチックフィールド。
アシカ、トド、アザラシ、ペンギンたちが暮らしています。
トドのダイビング
これが1番アドレナリン出てた時間だったと思います。私の中でのハイライトは間違いなくトドです!
アシカの大きいバージョンがトド。大きくなると体長約3mにもなります。
トドが5mの岩場から飛び降りる姿は迫力満点です!
巨体をものともしないパワーでぐんぐん登り、頂上できめポーズ。
パワー、バランス力、どちらもすごい!!
言葉での指示をきいたり、音楽に合わせてリズムをとったりしているのを見ていると耳も頭も良いみたい。ショーの音楽を聴いてノリノリなトドたちを見ていると自然に体が動いてしまいました。
ちなみに、ハマくんはなんと50もの言葉を覚えているのだとか!
日本一言葉が分かるトドなんだそうです。
アザラシのロッククライミング
アザラシのイメージといえば「ほんわか」「まるまるとした体」といった感じ。
でもショーのタイトルは「ロッククライミング」。
たぷたぷ見せかけて岩場を登るアザラシ達のギャップが見所です。
急な斜面は1頭しか登れないとか、トドとの泳ぎ方の違いとか。
ショーを見ながらアザラシの生態について学べます。
ダイブ DIVE
未知の世界を実現する新しい体験ゾーン。
潮だまりを再現したロックフィールド、フィッシュダンスの水槽、イルカの水槽があります。
フィッシュダンス
ブリのダイナミックなお食事シーンを魅せるショー。ドーナツ型の回遊水槽が会場です。
スクリーンを併用して「魚のダンス」を紹介されます。求愛行動や捕食、逃避行動など様々です。
明るくなるとブリの大群が泳いでいるのがよく分かります。
(数匹だけヒラマサも混ざっています。見つける難易度は高いですよ笑。)
予約し、600円を払うと真ん中のフロートに乗って横から観察したり、エサを投げ入れたりできます。
時間があれば参加したかった…!!
のとじま水族館の回遊水槽も時間によって泳ぐスピードが違うのですが知らない人も多いかも?なので、見せ方が上手いなーと思いました。
さかなのランチタイム
ふれあいゾーンのお魚にエサをあげられます。人数制限は特になく、列に並んでエサを貰います。
ここで言われて驚いたのが、「指を噛まれてみて」という言葉!え、気をつけてじゃなくて?!とびっくり。
ザラッとした口の中で痛くはないのですが、ビクッとしてしまいました。魚に噛まれるなんて体験なかなか出来ないので楽しかったです。
その他アトラクション
カッコ内は私の簡単な感想です。
- イルカショー(登場する動物達の種類多めでした。毎年テーマを決めて新しくするらしい!)
- イルカのライブステージ(観客からプールが近そう!良い!)
- ペンギンのお散歩(お散歩コースに階段があります。降りるのが苦手なのは必見!)
- アシカのスイミング
- ダイバーとの交信(ダイバーが質問に答えてくれる!)
- アジ釣り
カマイルカの赤ちゃん
ホームページで赤ちゃんが生まれていることを知った私。
マリンワールドに行った当日、展示を一通り見終わったのに赤ちゃんの姿は見ませんでした。
よくよく調べてみると親子がいるのは日和山海岸ミュージアムでした。
時間がないと飛ばしてしまいそうな施設(←失礼ですね。すみません…。)の2階にプールがありました!
屋上からも観察できました。
驚かせないようにするためか、写真撮影は禁止。
かわいい盛りなのに目に焼き付けるしかできないなんて。
ゆるーいキャラクターがかわいい!
水族館に入る前から前面に押し出されているゆるきゃらたち。
クセになる可愛さです。
グッズにもなっているので、お土産ショップで購入できます!
最後に
魅力は語りきれませんが、少しでも伝わっていたら嬉しいです。アトラクションやショーが充実しているので、全部をしっかり見ようと思うと半日では全く足りません。見逃したショーもあるし、トドのショーは何回でも場所を変えて見たくなりましたし、水族館が好きな人なら1日以上いれると思います。
時間に余裕がない人は事前に優先順位をつけてアラームをセットして見て回ることをオススメします。
一度行けば「水族館以上、であること」という城崎マリンワールドのコンセプトが分かるかもしれませんよ!