静岡県沼津にある水族館「あわしまマリンパーク」。なんと船で行く無人島水族館なんです。
晴れた日には富士山が見えるロケーションで、海をそのまま利用したイルカプールや展示種数日本最大級のカエル館が見どころです。
閉館前に行こうと考えている方は、時間にご注意ください。
入場制限がかかる日もあるので、行っても淡島に渡れないこともあります。
ハイテクな「映え」はありませんが、自然に囲まれた水族館です!
2022年6月に行った時の写真でレポートしていきます。(時差ありすぎですみません💦)
あわしまマリンパーク基本情報
住所 | 〒410-0221 静岡県沼津市内浦重寺186 |
電話番号 | 055-941-3126 |
営業時間 | 9:30~17:00(時期、状況により変動あり) ※入場制限がかかることがあります |
休館日 | 年中無休(天候により、船が出ないこともある) |
入館料 | 大人:2,000円/ 小人(4歳~小学生):1,000円 |
コインロッカー | チケット売り場にあり(200円/400円) |
公式ホームページ | http://www.marinepark.jp/ |
アクセス
駐車場は1台500円。入口におじさんが立っているので、500円を渡します。
通常時は約150台停められ、繁忙期には臨時駐車場ができるそうです。私が行ったのは、平日の朝だったので余裕で停められました。
沼津駅からバスが出ており、30分くらい、720円で行くことができます。閉館が決まってからは平日でも満車になります。もちろん路上駐車は厳禁なので、公共交通機関で行くことをオススメします。
割引クーポン
私はJAFのクーポンを利用しました。2022年には400円引きだったのに、今は割引額変わっちゃってます。
https://area.jaf.or.jp/area/2023/01/chubu/shizuoka/special-benefits/awashima-2023-1-20
大人:2,000円→1,800円
小人:1,000円→ 900円
船で水族館へGO!
チケットを購入したら淡島行きの船に乗り込みます。
15分間隔で運行しており、待ち時間も岸壁にいる魚を見ているとあっという間でした。長期休みの時期は船待ちの時間が長くなるかもしれません。
子供達がベンチに座っている横で、私(いい年の大人)が必死に海を覗いているという、面白い構図でした(笑)。
ラブライブを前面に押し出した船に乗り込みます。
屋根、窓付の席、甲板の席、屋根にも乗れます。
(写真は帰りの船で撮ったものです…)
風を切って海の上を移動するのは気持ちいい!
もう少し長く乗っていたいと思うくらい、すぐに島に到着しました。
イベント
あわしまマリンパークのイベントの良さは「近さ」です。
イルカショー(公開トレーニング)
2022年9月8日、バンドウイルカのナナが死んでしまいましたが、現在は3頭のバンドウイルカを飼育されています。2023年10月から公開トレーニングが始まっていて、1日3回のスケジュールです。不慣れなイルカちゃん達を応援したくなる感じ?なのかな?見に行きたい!!
海に網を張っただけのプールというか海でショーが行われていて、ショーがない時間は桟橋からも観察できていました。(写真はナナちゃんです。)
アシカショー
アシカショーも距離が近い!
手を伸ばせば触れそうです。
横長のステージですが、まんべんなく顔をを見せに来てくれます。
プールは奥にあるので、水しぶきがかかる心配もありません。
悩むことなく最前列に座れるのはありがたい。
あわしまマリンパークの展示
手作り感がある展示やこじんまりしているからこその良さがあります。
アザラシプール
見てください!この幸せそうな顔!!
(幸せかは私の押し付けですが…)
リラックスした顔は見ている方も癒されます。ほっこりです。
本館
本館の水槽展示は、古き良き水族館って感じです。
当時は空いていたので、周りを気にせずじっくり観察できました。
擬態しているところ、目のキラキラ、正面からの姿。シャッターチャンスを待っているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。
本館2階
スタッフのウニ愛がすごい!(笑)生体、殻の展示が充実していました。
水槽の水滴をスクレーパーでとるのも何気に楽しかったりします。
時間がある方にはぜひ一つ一つじっくり読んでほしい。
自分の推しを突き詰めているのはステキです!!
カエル館
カエルの展示種数日本最大級のカエル館。常時50種ほどが展示されているそうです。
広くはない施設に所せましと水槽が並んでいます。
カエル嫌いな人には地獄なんだろうな笑
各水槽には何匹飼育されているか表示されているため、皆さん必死になってカエル探しをしています。水槽の隅や葉っぱの裏など分かりにくい場所ばかり。
カエルを見つけられない水槽も結構あります。
レアなガチャポン
こんなガチャポンを見つけました!
- カワウソ嵐君の「使用済み麻袋」
- ケープペンギンの「羽」
- ゴマフアザラシ「赤ちゃんの毛」
ペンギンの羽は見たことありますが、麻袋やアザラシの毛にはびっくりしました。
買ってどうするの?と思いつつもゴマフアザラシの赤ちゃんの毛をゲット。
まだ触らずに部屋に飾ってあります(笑)
淡島を探検
水族館以外にホテルもある淡島ですが、ぐるっと1周散歩したり、淡島神社までハイキングをすることができます。
島1周は平坦な道を歩くだけなので、春や秋にはもってこいです。
海にはソラスズメダイが泳いでおり、面白い形の岩があり、歩いていて飽きません。
30-40分で周れるので、時間に余裕がある人は散歩してみてください!
散歩はおすすめできますが、神社には行ったことがない私。
道は結構な坂道らしく、運動不足にはキツイそうです。
また、神社は木々が茂っていて眺望も望めないとか。
往復50分もかかるし…と淡島2回目もパスしました。
最後に
伊豆は水族館や動物園が多く、差別化が大変だと思うのですが、船に乗って無人島に行くなんてワクワクしますよね。
富士山が見えるロケーション、自然の海に囲まれた水族館。
小さい子どもはもちろん、大人も楽しめる水族館だと思います。
施設の老朽化のため閉館が決まりましたが、あまりにも急すぎる…。イルカ達を迎え入れたばっかりなのにどうしてって感じです。大人のゴタゴタがあるんでしょうね。最後に行けないのが残念すぎます。